試乗

よんどころない事情により東京の芝浦辺りを試乗。
フィット、ストリーム、モビリオというぬるめの車をとっかえひっかえ試乗する。
日頃グダグダ言ってる自動車マニアの自分とは全く全然違う意識と、自動車マニアの意識が交互に顔を出しながら試乗をする。
「あーアブソリュートっての制動力の立ち上がりが急で怖いなー、コーナーで普通に入っても頭振れるなー重心高ぇよー」とか「この車だと初心者でものりやすそーだなー」とか。　結論としてはフィットは良く出来た大衆車だなと、思ったな。

日本の車は小型車は入門及び貧乏車と決め付けているせいか、各部のフィニッシュが弱い。外国では小型の高級車ってのもあって、そこそこの値段で革シートやウッドパネルのついた上質な小型車も買えるのですよ。　小型車を持つ生活を、どんな年齢、所得層でも選択できるようになってる。　その辺の文化が日本には無いんですな。
小型（貧乏）＜大型（上級）のヒエラルキーが一直線に通ってて、あんまり面白くないです。　その辺は未だ日本の自動車産業って貧しいんだなーと思いますよ。