アニメーターのせいか?

http://d.hatena.ne.jp/pita/20040611

別格、特別ともてはやされる人は極少数なのに

あたかも業界そういう人間ばかりがメディアに出て

「そんな人間に私もなりたい」と思うやつらが特殊学校に行き

内定決まり、行った先で夢砕かれ散って行き、関係の無い職に付く。

で結局、人材人材と言ってはいるが枯渇寸前。

トップクラスの実力者に世間の耳目がある程度集中するのは何処の世界でもそうだと思うんだが?
演劇だって音楽だって日が当たらないところで食い詰めてる若手は多いよね。 ただ彼らはアニメーターより拘束時間が少ないからバイトできるけどね。

ま、とりあえずこの現状の打開策は、海外に作品を持っていくときにちゃんと末端まで利益が行く契約をしてから行って欲しいと思います。国内ではこの悪循環は断ち切きるのは難しいからな。 各人腕を上げる位しか思いつかん。

将来三文字作画だけになっても嫌ですし。(彼らに梅干食べた時のスッパイ顔が描けるわけないし、純粋に文化的な差異で他意は無し)

そもそもこの辺の事ってアニメーターが貧乏なんだという話だけで、べつに狭いオタク市場を狙いすまして企画を立てて、原作モノを陳腐化し、演出の程度が低いとか言うのとは、全然別のお話だよね。
優秀なアニメーターが数居ないのなら 優秀な人は動く部分にだけ投入して、後は大部分を目パチ口パクのセリフとバストショットのアニメにすれば良い。 メリハリつけて動かす事で動画枚数も減らせる筈だ。
面白い企画書とよく出来たコンテさえあればトメの上手い作画監督を雇ってレイアウトを書かせて、演出がぎちぎちに動きのチェックをして原画に大した事やらせなきゃアニメーターの数を減らしても低予算の作品は回るはずだよ。
実は一番足りないのは優秀なアニメーターではなくて、本当に優秀な演出なんではないか?と思うんだが、どうよ?
某誌もアニメーターの対談ばっかりやってないで、ちゃんと演出の特集をすりゃ良いんだよ。
上がった原画をチェックしてるのは作監だけじゃないだろうよと思うわけで。
コンテ、作画、編集の全工程に口を出し、作品クオリティを決定付けるのは作画でなくて各話演出の筈で、アニメーターで食えなくなった人はさっさと演出に回ってコンテを切ってくれ。 そんで演出の分母を増やして、上手い演出でないと残れない環境にしちまってくれ。