吾妻ひでおのベータマックス販売促進小冊子

http://d.hatena.ne.jp/aniota/20050330

ああ、あったあった。 たしかおれんちにもあったな。
当時のsonyは価格競争と新機能の搭載に明け暮れていた日本家電メーカーの中で、一番しのぎを削っていた音響家電で一味違ったデザイン展開をしており、大層光って見えたもんだ。
 今にして思えば普及価格帯の商品のデザインに力を入れて差別化し、価格にブランドプレミアムを乗せていたわけで、それはそれで、賢い選択だったのかもしれん。
(現在のルノー、日産の手法に近いと思うなぁ)


ハイエンドを見渡せばバングはもちろん、川崎和男所属時代の東芝に限らず、結構とがったデザインがあったもんだが、手の届く価格帯に無い物は顧みられることも無く、忘れ去られてゆく運命をたどってゆくのだ。
ああ、豊かさの意味を良く知らなかった世代よ…。

今でもソニーの内覧会やらなんやらで配られた鉛筆だの何だのが部屋に転がっているが、
本当にあのころのソニーのデザインは他と違って居た。 It's SONY!